エピジェネティクスとは
人間は、元々1個の細胞(1つのDNAコード)が細胞分裂を繰り返し、100兆個もの細胞で出来ています。
1個の細胞からスタートしているにも関わらず、筋肉や皮膚、血液やホルモンなど、まったく違う種類の細胞に分裂し、それも正しい場所、正しいタイミングで作られています。
これを可能にしているのが、エピジェネティクスです。
また、一卵性双生児の遺伝子(DNAコード)は、まったく同じです。
でも、成長と共に、様々な違いが現れます。
それは、遺伝子によってすべてが決まるわけではなく、様々な環境やライフスタイルに良くも悪くも順応して、DNAから細胞が作られる段階で変化が生じていることを意味します。
つまり、様々な環境やライフスタイル(先祖の環境やライフスタイルも含む)に順応して、遺伝子の発現の仕方を変えているのも、エピジェネティクスです。
ミツバチの話は有名で、同じDNAを持つミツバチの幼虫にも関わらず、ローヤルゼリーを与え続けられた幼虫だけが、女王蜂になります。
そして、女王蜂は何年も生きられ、針を何度でも再利用することができますが、働き蜂は数週間しか生きられず、針を一度使ったら死んでしまいます。
まったく同じDNAでも、エピジェネティクスにより、これだけの違いが起こります。
これらエピジェネティクスを機能させている物が、遺伝子の周りにあるエピジェネティック・コードと呼ばれる物です。
細胞分裂の際、エピジェネティック・コードにエラーが生じる場合もあります(これが蓄積していくのが老化)が、多くは、トラウマやストレス、毒素などが原因で、エラーが生じています。
また、遺伝的に引き継いだ先祖の環境やライフスタイルに順応したエピジェネティック・コードが、現代社会では合っていないという場合もあります。
エピジェネティクスに対する施術が、なぜ必要かと言うと、エピジェネティクスは、あなたが覚えていない出来事もちゃんと覚えていて、何もしなければ、それが人生に一生影響するということです。
さらに、子供が出来れば、その子に引き継がれていきます。
エラーを起こしているエピジェネティック・コードを、ここではエピジェネティック・マーカーと呼び、それに対して施術を行います。
エピ施術(エピジェネティクス施術)の概要
エピジェネティクスの分野で博士号を取り、26年間、ヒトゲノムとエピジェネティクスの研究をしていたローラ博士が、ボディートーク施術士となり、エピジェネティクスに対してボディトークの施術が出来るように改良されました。
その方法に基づき、エピジェネティックレベルで変化を起こすことを目的とした施術を行います。
下記の項目の内、遺伝子発現に関わる問題について、ボディートークを実施します。
- アンチエイジング
老化を加速するエピジェネティック・マーカーあるいは老化が加速したエピランドスケープに対処 - 気になっている健康の問題
健康問題の根底にある遺伝子のロックされた状態に対処 - 細胞増殖抑制(がん予防)
制御不能な増殖を促しているエピジェネティック・マーカーに対処 - 代謝作用
体重を減らしたり増やしたりするのを困難にさせるエピジェネティック・マーカーに対処 - 炎症
痛み、アレルギー、自己免疫問題、喘息などの炎症を悪化させるエピジェネティック・マーカーに対処 - ストレス
必要以上にストレスを増幅させるエピジェネティック・マーカーに対処 - 毒素
蓄積されている毒素の解毒を妨げているエピジェネティック・マーカーに対処
エピ施術(エピジェネティクス施術)の内容
ボディートークを使って、検査および施術を行います。
初回は、検査で、上記項目すべてについて、遺伝子発現に問題を起こしているエピジェネティック・マーカーの数を調べます。
次に、カラダが優先とするエピジェネティック・マーカーに対して施術を行い、問題となるマーカーの数を減らしていきます。
なお、施術は、ボディートークですので、タッピングと呼ばれる軽くトントンと触れる程度に叩く刺激で、修復を促していきます。
2回目以降は、前回行った施術プロセスの進行状態を確認します。
もし、施術プロセスが停止しているものがあれば、再スタートさせます。
その後、カラダが優先とするエピジェネティック・マーカー対して施術を行い、問題となるマーカーの数をさらに減らしていきます。
ご用意していただくもの
- フェイスタオル
頭の下に敷くためのものですので、普通のサイズのフェイスタオルで結構です。
ハンドタオルでは小さいので、横長のフェイスタオルをお持ちください。 - ゆったりとした服装
ワイヤー入りのブラなどは、検査でダメと出てきて、施術できない場合があります。
同様に、下着も含め、身体を締め付ける服装は、検査でダメと出てくる場合がありますので、ご遠慮ください。
注意事項
- 下着や衣類などが干渉要因となって外せない場合、施術できないことがあります。
干渉要因(施術の邪魔をするもの)があると、施術できません。
電気製品は干渉要因となりやすいので、腕時計は外してもらい、ポケットに入れている携帯電話などは、ポケットから取り出してもらいます。
眼鏡や、ネックレスや指輪といったアクセサリー類は、そのまま身に付けて頂いて結構です。検査で、干渉要因と出てきた場合だけ、外してもらいます。 - 検査で、今日は施術すべきではないと反応が出てくれば、何もせずに終了することもあります。その場合には、施術料は頂きません。
施術時間は、1時間半ぐらいかかることもあります。
もし、時間のご都合があれば、事前にお伝えください。 - 基本的なバランスが整っていないとエピジェネティックレベルの深い施術を行うことはできないため、数回、通常のボディートーク施術を行う必要がある場合があります。
ご予約は、
LINE(@afuhiで検索)または、
電話(050-3564-7494)まで。