ボディートーク(BodyTalk)の概要
タッピングで、心身のネットワークを修復を促し、自然治癒力を高める療法です。
人間には、生まれながらにして、「自然治癒力」が備わっています。
多少のダメージならば、自然治癒力によって、健康な状態を取り戻します。
西洋のヘルスケアでは、体を部位毎や、機能毎に考えています。
正常でないパーツを見つけて、そこを修復すれば、全体が正常化すると考えています。
東洋のヘルスケアでも同様で、そのパーツが、気の流れに置き換わっただけで、気の滞りがなくなれば、良いと考えています。
しかし、体の不調は、各部位の不調だけでなく、各部同士がうまく同調できなくなっても起こります。
それぞれの部位が、孤立して存在しているわけではないのです。
人間は部品の集まりではなく、様々な組織が互いに連携し、同調しながら動いています。
連携・同調を可能にするために、様々な情報伝達物質が行き交って、コミュニケーションをとっています。
このコミュニケーションは、肉体だけでなく、精神や感情、意識、さらに、周囲の環境とも行われ、ネットワーク化されています。
しかし、肉体的や精神的に強いストレスがかかると、このコミュニケーションが分断され、各組織の同調がうまく行かなくなり、回復力が低下します。
そうして、回復する力よりも、外から受けるダメージのほうが大きくなると、様々な不調が現れ、病気となります。
ボディートークでは、何と何の間のコミュニケーションが分断されているかを明らかにし、修復のきっかけを与える刺激をすることによって、からだが反応し、自然治癒力を元の正常な状態に近づけていきます。
私自身は、20年以上、パニック発作に苦しんで、薬、森田療法、自然形体、氣光整体、EFTなど、様々な方法を受けましたが、ボディートークで一気に楽になりました。
整体されたという感じはほとんどなかったのですが、気付いてみれば、パニック発作が起きてないという感じで、自然におさまっていました。
まり、ボディートークは、仕事や病気、人間関係などの問題に対して、対応能力を高めるサポートもしてくれます。
電車に乗ってもパニック発作が起きない、介護や子育てでイライラしないなど、楽に生きられる手助けをします。
<2分でわかるボディートーク>
ボディートーク(BodyTalk)の内容
検査
傷ついたコミュニケーションを探すのに、神経筋バイオフィードバックを通して筋反射テストに似たテストを用います。
セラピーを受ける人は、ベッドに仰向けに寝ているだけです。
セラピストは、その片手をとって、身体に質問して、はい/いいえの反応を読み取ります。
セラピストが声を出して質問するわけではありませんので、あなたは答える必要はありません。
ただし、たまに、必要な情報を得るために簡単なことを聞くこともありますが、答えたくなければ答えなくても大丈夫です。
調べるコミュニケーション・ネットワークの範囲は、肉体だけでなく、精神や感情、意識、さらに、周囲の環境と広範囲です。
したがって、幅広い不調に対応でき、肉体的な不調だけでなく、精神的な不調に対しても、期待できます。
具体的な施術を始める前に、その人を施術して良いか(その人が施術を受ける準備出来ているか)などもテストします。
一般的な整体では、確認もなしにいきなり整体しますが、中には、整体すべきではない方がいます。
セラピー
ボディートークのセラピーは、タッピングと呼ばれる軽くトントンと触れる程度に叩く刺激で、分断されたコミュニケーションの修復を促進するので、副作用の心配はありません。
具体的には、どのコミュニケーションを修復するかを定めた後、頭部、胸部、腹部の3か所をタッピングします。
頭部(脳)へのタッピングで、傷ついたコミュニケーションを認識し、修復を促します。
胸部(心臓)へのタッピングで、修復された情報を記憶し、良い状態を維持します。
腹部(腸脳)へのタッピングで、自分にとって良いものを識別し、それを吸収します。
この方法では、たとえ検査が間違っていても、安全です。
つまり、正常なコミュニケーションに対して修復しようとしても、元々正常なため、カラダに何も起こらないだけです。
このように高い安全性がありますので、赤ちゃんから高齢者まで、安心してセラピーを受けることができます。
代理整体
乳児・幼児、じっとしていることができない子供、入院中の方、寝たきりの方、動物など、本人に直接整体することができない場合、代理人を介しての整体も行っています。
代理整体の詳細については、「代理整体について」のページをご覧ください。
代理人のカラダを介しているとはいえ、遠隔整体については、懐疑的な方もおられると思います。
アメリカの大学が、International BodyTalk Associationと共同調査した結果がありますので、ご参考にしてください。
ご用意していただくもの
- フェイスタオル
頭の下に敷くためのものですので、普通のサイズのフェイスタオルで結構です。
ハンドタオルでは小さいので、横長のフェイスタオルをお持ちください。 - ゆったりとした服装
ワイヤー入りのブラなどは、検査でダメと出てきて、セラピーできない場合があります。
同様に、下着も含め、身体を締め付ける服装は、検査でダメと出てくる場合がありますので、ご遠慮ください。
注意事項
- 下着や衣類などが干渉要因となって外せない場合、セラピーできないことがあります。
干渉要因(セラピーの邪魔をするもの)があると、セラピーできません。
電気製品は干渉要因となりやすいので、腕時計は外してもらい、ポケットに入れている携帯電話などは、ポケットから取り出してもらいます。
眼鏡や、ネックレスや指輪といったアクセサリー類は、そのまま身に付けて頂いて結構です。検査で、干渉要因と出てきた場合だけ、外してもらいます。 - 検査で、今日はボディートークをすべきではないと反応が出てくれば、何もせずに終了することもあります。その場合には、料金は頂きません。
セラピー時間は、15分程度で終了することもあれば、1時間ぐらいかかることもあります。
もし、時間のご都合があれば、事前にお伝えください。 - 私の体験のように、穏やかに変化して気付かないぐらい、自然に変化する場合もあります。定期的にセラピーを受けることで、変化に気付けるようになりますので、定期的に受けられることをお勧めします。
ご参考
リンク
- BodyTalk Japan Association
ボディートークの詳細は、このサイトでご確認ください。
ボディートークの日本の事務局です。 - International BodyTalk Association
ボディートーク本部のサイトです。
動物にも有効なボディートーク
葵整体院では代理整体のみでの対応になりますが、ボディートークは動物にも使われています。