長引く方の共通点
いろいろなところに行ったけど変わらないと言っている方の中には、整体法との相性以外に、下記のような問題を持っている場合があります。
でも、本人はそれに気付いていません。
感謝の心が乏しい方
自分中心的で、自分の考えを周りに押しつける方は、周りからの働き掛けを遮断してしまうため、整体自体も無意識下で拒んでしまい、整体の反応が悪くなります。
逆に、周りに感謝して生きている人は、周りからの働き掛けを、素直に、受け入れる準備ができていますので、整体に体が反応しやすくなります。
気を自在に操る浦田紘司氏が提唱する言葉に、「コトシもアスカ」という言葉があります。
コ・・・こだわらず
ト・・・とらわれず
シ・・・しばられず
も
ア・・・明るく
ス・・・素直に
カ・・・感謝して
これを実践して、一日一回でも、自分に関わる人に対して感謝してみたら如何でしょうか。
人のせいにする方
自分の体に起きていることを、他人のせいにする方がいますが、はっきりしていることが一つあります。
それは、「過去と他人は変えられない。変えられるのは自分と未来だけ。」ということです。
他人のせいならば、原因となっている人が変わらなければ何も変わらないということになります。
つまり、自分を整体しても意味がないことになります。
周囲の環境に対して、あなたがどう反応するかで、良くも悪くもなります。
潜在意識のレベルで、周囲の環境とバランスをとるためには、あなたに「気付き」が必要な場合もあります。
それに気付かない人の整体を続けていると、次の標的は整体師となり、整体師に詰め寄るようになります。
そうなったら、ここでは対応できません。
人まかせの方
自分に起きていることのすべては、これまで、自分が選択してきた結果です。
したがって、医師や整体師がすべてなんとかしてくれるものではありません。
自分の体の責任は、すべて自分にあるため、自分が変わる必要もあります。
これまでと同じ生活習慣を続ければ、整体しても、当然、再発します。
生活習慣の中には、考え方のクセも含まれます。
整体を受けても体の変化に気付かず、残った部分を問題にするようなマイナス思考の方も、自らの回復力を抑えこむことになります。
共通する特徴として、言い訳が多いだけでなく、自分と向き合っていないため、人の話を自分に都合よく解釈することが多く、話がかみ合わないことが多いです。
中には、整体師に頑張って欲しいとお願いする方もいますが、整体師が頑張るほど、相手のエネルギーフィールドに介入し乱すことになり、整体に対する体の反応は悪くなります。
通わない方
指示に従わなず、通わない方は、当然ながら、無理です。
次回、いつまでに来るべきかを伝えても、仕事やお金、遠いなど、何かしらの言い訳をして、来ない方がいます。
なかには、長い異常の積み重ねが表に出ているのにも関わらず、一回で済むものだと思っている方もいます。
それでは、どこに行っても無理です。
ネガティブ思考（マイナス思考）の方
たくさんの方を整体してきましたが、整体後、
「痛みが減った」と良い所に意識が向いているポジティブ思考の方は回復が遅く、
「まだ痛い」と悪い所に意識が向いているネガティブ思考の方は回復が早いです。
これはどういうことかというと、
後者は、意識が「現状維持」の方に向かっています。
つまり、意識的に自らの回復力を抑え込んでしまいます。
だからと言って、いきなりアファメーションをしても、ネガティブ思考に蓋をした上でのポジティブ思考になるので、どこかで無理が出てきます。
物事には順序があり、ネガティブ思考に対して、その原因に自ら気付き、受け入れることで解放されます。
心理法の一つである「よかった日記」を始めても良いかもしれません。
嫌なことでも、
１行目に、「（事実）」
２行目に、「（学び、意味）」・・・気付き
３行目に、「だから、よかった」・・・受け入れ＆感謝
と書くことによって、ポジティブなエネルギーに転換していきます。
あるいは、上座部仏教の瞑想の一つである「慈悲の瞑想」も良いかもしれません。
自分や自分の親しい人々のためでなく、自分が嫌いな人や自分を嫌っている人のためにも祈ることによって、ネガティブなエネルギーを消していきます。
宗教的な表現が嫌いな方は、自分で好きなように変えて祈ると良いでしょう。
私は幸せでありますように
私の悩み苦しみがなくなりますように
私の願いごとが叶えられますように
私に悟りの光が現れますように
私は幸せでありますように（３回）
私の親しい生命が幸せでありますように
私の親しい生命の悩み苦しみがなくなりますように
私の親しい生命の願いごとが叶えられますように
私の親しい生命に悟りの光が現れますように
私の親しい生命が幸せでありますように（３回）
生きとし生けるものが幸せでありますように
生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように
生きとし生けるものの願いごとが叶えられますように
生きとし生けるものに悟りの光が現れますように
生きとし生けるものが幸せでありますように（３回）
私の嫌いな生命が幸せでありますように
私の嫌いな生命の悩み苦しみがなくなりますように
私の嫌いな生命の願いごとが叶えられますように
私の嫌いな生命に悟りの光が現れますように
私を嫌っている生命が幸せでありますように
私を嫌っている生命の悩み苦しみがなくなりますように
私を嫌っている生命の願いごとが叶えられますように
私を嫌っている生命に悟りの光が現れますように
生きとし生けるものが幸せでありますように（３回）
薬を常用している方や化学療法を受けた方
薬は、身体が本来持っている調整力を狂わせることになりますので、整体に対する体の反応が悪くなります。
だからといって、自己判断で服用をやめることはしないでください。
必ず、医師の判断を仰いでください。
心理的な問題があった／ある方
ストレスやトラウマといった心理的な問題の場合、いくら身体的に調整しても、異常の発生源は残ったままですので、変わらないということが起こります。
また、心理的逆転（変わりたいと思っていても、無意識では変わりたくない）がある場合も、変わらなかったり、あるいは逆に悪化するということが起こります。
心理的逆転は、病気であることによって、それを理由に仕事ができなくても許される、家族に大事にされる、お金がもらえるなど、疾病利得があると起こりやすいです。
この場合、身体がつらいので、頭では変わりたいと思っていて来られますが、潜在意識で、病気がなくなると困るので、いくら整体しても変わりません。
子供でも、サラリーマンでも、お母さんでも、高齢者でも、誰でもなる可能があります。
食生活が乱れている方
今現在の身体は、今まで、口から入った物から作られています。
偏っていたり、質の悪い物を摂取したりしていれば、その分、肉体の機能は低下し、本来の力が発揮できません。
特に注意が必要な食材として、小麦があります。
現代の小麦は、大量生産ができるように品種改良が繰り返され、その結果、人体に様々な問題を引き起こします。
その上、パン、ラーメン、天ぷら・・・など非常に多くのものに小麦は使用されています。
小麦は、いろいろな食材の中でもっとも急激に血糖値を上げますので、内臓脂肪をつけやすく、結果的に血糖値を乱高下させますので、空腹感を引き起こしやすく、注意が必要です。
また、脳神経に働き、依存性を引き起こします。
その他、免疫系や神経に問題を引き起こしやすい食材でもあります。
ポッコリとお腹が出てきている方、原因のわからない不調が続いている方は、しばらくの間、小麦食品を一切断って、その分のカロリーを野菜や生の木の実に置き換えてみることをお勧めします。
気付きが必要な方
人間は、肉体、精神（心）、魂（霊性）が一体となった存在です。
その中で、魂（霊性）に問題がある場合、本人に何か重要な事を気付かせるために、体の状態として表に出てきます。
この場合、本人が気付くまで変わるのは難しいですし、本来、整体師が手を出すべきではありません。
自分で蒔いた種は、自分で刈り取ることが、人生の基本です。
身の回りに起こることにはすべて意味があり、それに気付き、受け入れることが必要です。
ボディートークや魂レベルのエネルギー調整などの整体が、気付きのキッカケを与えることがあります。
実際、ボディートークを受けて、人生が大きく変わった方がいました。
気付きが必要な方へのアドバイス
意識には、顕在意識、潜在意識、超意識（集合意識、宇宙意識）があり、普段、アクセスできるのは、顕在意識です。
潜在意識の深いところは、魂の真の目的を知っている場所であり、そこにアクセスすることによって、必要な気付きが得られます。
そこへは、普通にはアクセスができませんが、アクセスできる方法があります。
一つは、催眠療法とか、ヒプノセラピーとか呼ばれるものです。
ただし、催眠療法を行う近隣の整体院で、整体師から暴言を吐かれてつらい思いをされた方がいます。
これは、催眠療法の問題ではなく、整体師の人格の問題ですので、良い院を選ぶ必要があります。
それ以外の方法は、睡眠時に見る夢です。
様々な夢がありますが、その中には、魂の目的を達成するためのアドバイスとなる夢も含まれています。
難治の場合、夢のメッセージが、きっかけとなることは少なくありません。
枕元に、ノートとペンを置いて、目が覚めたらすぐに記録します。
夢を覚えていないという方は、寝る前に、「私は夢を覚えています」と繰り返し自分に言うと良いでしょう。
「○○するには、私はどうしたらいいのか」と質問してから寝ても良いです。